【インターのMFL①複雑なMFL選択システム】母国語によって変わってくる
息子が通っているのはバンコクにあるイギリス系のインターナショナルスクールです。
Year 1は日本の幼稚園年長さんの学年で始まり、入学してすぐ語学のクラスの選択をすることになります。
【注意】学校によって違います
あたりまえですが、イギリス系インターナショナルスクールですから英語は語学のクラスには勘定されません。日本の学校で言う「国語」の授業が英語の授業です。
語学のクラス(Language Classes)とは外国語の授業の事で、英語以外の語学のことです。
語学クラスの選択の仕方は学校によって違ってくると思います。この記事はあくまでも、うちの息子が通っているバンコクのインターナショナルスクールの一例です。実際のお子様の語学クラスの選択には、必ず各自の学校にシステムを確認してください。
わけがわからない
息子の学校の場合、Year 1 と Year 2 の時は語学のクラスが週に3コマあります。1コマ1時間で、週に3時間が語学クラスです。
タイの学校ではインターナショナルスクールでもタイ語が必須科目です。タイ語を母国語とするタイ人の場合は3コマすべてがタイ語となります。
息子は日本とタイ両方の国籍を持っているので、母国語を日本語にするかタイ語にするか選ぶことができます。
Year1の時点では息子は日本語を母国語に選んだので、日本語が2コマ、タイ語が1コマで合計3コマです。
コマの配分は決まっていて、タイ語を2コマにしたり、日本語を3コマにしたりすることはできません。
Year 1、Year 2の時は母国語を何にするか決めればコマ配分は自動的に決まりますから、悩む必要がありませんでした。
母国語が韓国語、フランス語、ドイツ語の場合も母国語が日本語の息子のケースと同様です。
母国語がその4か国語以外の場合は、タイ人と同じにタイ語が3コマ。
EAL( English as an Additional Language)と呼ばれる英語の補習クラスが必要な場合も、学校側が語学クラスのコマに組み込んでくれるので生徒側で悩むことはありません。
これがYear 3からはさらにもう1言語、MFL(Modern Foreign Languages)と呼ばれる外国語選択クラスが増え、そのためにコマも一つ増えて4コマになります。
MFLは息子の学校の場合ですと、スペイン語、フランス語、中国語のなかから一つ選びます。
コマ配分も複雑になります。
タイ語が母国語の場合はタイ語3コマに新たに選択外国語のMFLが1コマが加わって合計4コマ。
母国語が日本語、韓国語、ドイツ語、フランス語の場合は母国語クラスが2コマでタイ語が1コマ、MFLが1コマで合計4コマ。
母国語が日本語、韓国語、ドイツ語、フランス語以外の場合はタイ語が1コマで残り3コマはMFL。
EALが必要な生徒はMFLの時間がEALになったり、母国語の時間をEALに充てる場合もあるようです。
ね、わけがわからないでしょ。
読んでくれてありがとう
繰り返しますが、このシステムはあくまでも息子が通っている学校での話です。
学校によって違うと思いますので、必ず各自の学校で確認してくださいね。
当事者でもわけがわからないシステムですし、学校が違ったら何の役にも立たない情報なので、さらっと流す程度でお願いします。すでに真剣に読んでくださった方すいません。
読んでくれてありがとう。
息子の場合、何も考えないでいると、日本語が母国語なので日本語が2コマ、タイ語が1コマ、MFL選択外国語が1コマになります。
でも、それではちょっと我が家のポリシーである「主要三カ国語(日本語・タイ語・英語)に集中したい」に反する、ということで、またいらん悩みを抱えることになりました。