【ギフテッド課外活動②視覚優位型ギフテッドの制約】見えている世界が違う旅
ということ(【ギフテッド課外活動①「タイネタ」解禁】ご参照)で始まったコテコテタイネタ。
ビーチリゾートがホラーな舞台に
タイと言えば旅、タイで子連れ旅と言えばやっぱりビーチリゾートでしょ!
と言いたいところなんですが、視空間認識力99.8パーセンタイルの超絶視覚優位型ギフテッドの息子にとっては、素敵なビーチリゾートがホラーな舞台になることも。
幼少期はレストランのロゴとか壁紙とかに反応して固まってしまうことが多かった(【知能指数検査とギフテッド判定④メンサのドクター】および【ギフテッド教育ってなにすんの①「SEN」の先生】ご参照ください)ものの、ビーチでカニとかヤドカリとか捕まえたりするのは意外と平気だったんですけど、小学中学年になったころから自然の中に存在する何らかの形に反応して、一般人の私らにはわからない何かが見えるらしく、自然と戯れることに拒絶反応を示すようになってしまいました。
シュノーケリング好きの私は、いつタイの離島へ連れて行って一緒にシュノーケリング三昧しようかと手ぐすね引いて待っているのですが、なんかどんどん遠のいている感じがする。
ビーチがだめならタイの寺
なので基本的には視空間的に安全圏である家にいるのが大好きな息子。
それでもやっぱりお休みには親も楽しみにどこか行きたいですし、視空間的にハードル高くてもいろんなもの見たり体験させることは大切だと思い、休みのたびにどこ行くか悩みに悩む。
タイでビーチがダメとなると寺。
でも寺ばっか行っててもひたすら暑いし、正直子供はつまんないと思う。おとーさんは寺系の専門家(【バイリンガル・マルチリンガル教育④ギフテッドのお父さん】ご参照)なので張り切って説明してくれるし、息子のタイ人としてのアイデンティティの確立にも文化や歴史を学ぶことは大切なんだけど、そればっかでもつまんない。
ひたすら科学館、博物館
残るはひたすら科学館。とにかく行きたがる科学館。あるいは体験型博物館。
もうシンガポール行った時も香港でも台湾でも日本に帰った時も、博物館とか科学館巡りばっかで、屋台巡りとか名所とかのローカルな観光をした記憶がないくらい。ぶっちゃけ、タイの科学館も日本の科学館もシンガポール科学館も台湾の科学館も香港の科学館も、とどのつまりは内容おんなじなのよ。科学だから。
息子の意向に合わせると科学館一択になってしまい、タイの○○館系はもう全て制覇済み。
さすがにもうタイ国内の○○館はいいや、と息子も言うようになった。
最後は山?
残るは山か。
でもやっぱり、カオヤイとかチェンマイとか自然を楽しむ山の旅は前述の通り、目下視覚が過敏のため自然が嫌なので却下。
アンパワー(Amphawa)の「ホタル」
うーん、と悩んで、視覚的に安全だけど新しい体験はないもんか、と今回選んだのが、アンパワー(Amphawa)旅行でした。
バンコクから車で一時間半ほどのサムットソンクラーン県ににあるアンパワーは、水上マーケットで有名な観光地です。
食べることも好きじゃないし物欲もない息子にとって、水上マーケットも人がゴミゴミ多くて暑いだけのつまんない場所になってしまうのですが、ここにはもう一つ、ホタル観賞という裏ワザが。
裏ワザじゃなくて名物か。
ホタルなら転々と光があるだけだから、視覚的な刺激も少ないだろうし、生き物を学べて新しい体験もできるしいいんじゃないか?
ということでホタル観賞に的を絞って調べてみると、アンパワーでは水上マーケットから出ている小舟にのってメークローン川でホタル観賞が王道のようですが、ホタル観賞が終わるころには夜も更け、暗い中車走らせてバンコクに戻ることもできなくはないけど、夜道は危ないのでできれば避けたい。
となるとアンパワー泊になるからじゃあアンパワーのホテル探そっ、ということで見つけたホテルでの体験がそれはそれはすごかったんです。
もうこれはタイネタ解禁して書かずにはいられない、と思わせる感動の体験をお伝えしたいと思います。