視覚優位型ギフテッド①|アウトプットで深まる理解と「勉強」とのズレ

こちらの記事でも書きましたが、ギフテッドの特徴の一つに「Extremely verbal and talkative (極めて言語的でおしゃべりである)」というのがあります。

ギフテッドの特性”アウトプット”

ゼノサワも極めておしゃべりで、得た知識を言葉にしてアウトプットすることに日々余念がありません。

そして彼にとっては工作もお絵描きもおしゃべりと同じくらい重要なアウトプットタイム。

見たもの聞いたものを作成し、描写して、さらに言葉で説明を加えていきます。

ところで、何かをより理解したり覚えたりしたいときは人に教えるとよい、と聞いたことがありませんか。

ゼノサワは、絵や字を書き始めたころから幼児期の現在に至るまで、A4のコピー用紙を綴じて本を作成するのが趣味のひとつです。

時には本人作の詩集だったりコミック漫画だったりしますが、大半は「~のしくみ」「~のやりかた」のような本、というか教科書を作成しています。

ゼノサワ版の「ノウハウ本」です。

自分の本が書店に並ぶことをひそかに夢見る幼稚園児。

そして、親の私が言うのもなんですが、一度このアウトプット工程を経た分野に関してのゼノサワの知識量は尋常ではありません。

ゼノサワを見ていると、彼にとっては、受け身で問題を解くドリル類より、入ってきた情報をアウトプットすることによって知識を整理して定着させるのが最強の学習法なんだろうな、と思います。

全体を理解してから細部へ

視覚優位型のギフテッドはドリル類が苦手、という記事を読んだことがあります(*1)。

ドリルはトライ・アンド・エラーを繰り返しながら細部から攻めて行って、結果的に全体を理解する学習法。

一方、視覚優位型のビジュアルラーナーが得意なのは、「全体像を理解してから細部を攻める」学習法だそうです。

インプットした情報をアウトプットできるほどに理解するには、全体像をしっかり把握する必要がありますから、確かにゼノサワもその特徴を備えているのかもしれません。

その過程で細部も覚えてしまうので、丸暗記ではない有意義な学習法とも言えます。

知能指数と普段の勉強

これが「学校のお勉強」でも発揮されると大変ありがたいのですが、そううまくはいかないもんです。

怒涛のアウトプット現象が起きるのは、本人がそのトピックにハマった場合に限る。

それに現実世界では、計算の繰り返しや漢字の練習など、単調な暗記型の「お勉強」も必要です。

そして「お勉強」ってのはギフテッドだろうが何だろうが、やりたくないもんはやりたくない。

そりゃお勉強大好きな秀才タイプの高IQもいるでしょうけど、うちの場合残念ながら興味がないことにはとことん興味がなくやる気もなし。

なんか知能指数が現実世界のお勉強に反映されていないのは気のせいでしょうか。

そういえば、知能指数検査では視覚空間認識力と共に数学関連が以上に高かったし、ジョンズホプキンス大学CTYギフテッドプログラムでHigh Honors受賞したのもQuantitative(数量)セクションなのに、「算数大好きー」な風にはとってもみえない。

できるんだけど、全然好きでない。

だから私に「勉強はどうした」とガミガミ言われて、「今やろうとおもってたのにー、言われたからやる気が失せた。」というどこかで聞いたことのある会話が繰り返されるのが、我が家の日常になっています。

視覚優位型ギフテッドは完璧主義

ところで、トライ・アンド・エラーが苦手、というのは、同時に「失敗を極端に恐れる」イコール「完璧主義である」ことにもなります。

「完璧主義」は視覚優位型学習者、視覚空間型ギフテッドの代表的な特性ともいえるようです。

そしてこれがまたものすごく厄介で、これまでの子育てで生じた難題の大半がゼノサワのこの完璧主義から発生していました。

SCAT対策 参考教材
SCATは、アメリカの大学が運営するギフテッド教育プログラムで、 応募・選抜の際に用いられるテストです。※対象:小学生~中高生
SCAT公式形式 120問フルレングス問題集
本番と同形式・同ボリュームで全体像をつかむための総合問題集
SCAT Elementary 練習問題集(小2–3)
低学年向け。SCAT形式に無理なく慣れるための基礎練習
SCAT Intermediate 練習問題集(小4–5)
思考スピードと正確性を同時に鍛える中学年向け
SCAT Advanced 練習問題集(小6–中高)
高学年〜中高生向けの実戦レベル演習
SCAT Verbal(言語)特化問題集
語彙・類推問題が弱点の場合の集中補強用
SCAT Quantitative(数的)特化問題集
数的処理のスピード・形式慣れを重点的に強化